二十七歳の地図

日記・詩・小説をつらつらと書き綴っています

Sciences and Arts

理系と文系の違い

 

様々な議論が交わされてきたテーマだが、いまひとつはっきりしない

東浩紀の受け売りだが妙に納得したので紹介しておく。

理系の知は”反復可能な知”である

なんど宇宙が生まれ変わっても相対性理論は存在するし、ニュートン力学は存在する。

アインシュタインピタゴラスがいなくても、相対性理論三平方の定理は発見されたはずだ。

歴史がなんど繰り返しても反復可能で普遍的な知、それが理系の知だ。

 

他方、文系の知とは”反復不可能な知”

例えば、ドストエフスキーが存在しなかったら『カラマーゾフの兄弟』は書かれなかった。だとすると、文学の変遷はまったく違う様相になっていたはずだ。夏目漱石しかり太宰治しかり。彼らが偶然存在し、あのような作品を残したという歴史上に文学の基礎は成り立っている。

歴史がもう一度繰り返したならば、文系の知はまったく違うものになってしまう。なぜならそこにはドストエフスキー夏目漱石もいないからだ。

これが文系特有の”歴史的な知”というものだ。

 

まとめると『理系/文系=反復可能/反復不可能な知=非歴史的/歴史的な知』と整理される。これは説明として非常にクリアだと思う。