二十七歳の地図

日記・詩・小説をつらつらと書き綴っています

Probability

勝利者の足元には無数の名も無き屍が横たわっている

成功者よりも努力したが、辿りつけなかった者がいる

誰よりもモノを考え続けたが、なにも答えが出せなかった者がいる

 

「確率」

 

明日もどこかで誰かが不運な死を遂げるだろう

たんにその場にいたばかりに

たんなる偶然によって命を奪われるだろう

俺たちはニュースでその訃報を目にし、すぐに享楽の世界へダイブするだろう

 

神とはなにか

古代の知の巨人たちの誰もが頭を悩ませてきた問題

俺の答えはこうだ

 

神、それは確率である

 

祈りのバカバカしさが少しはわかるだろう

祈ることしかできないか弱き生き物よ

人間、なんと無力で利己的な生物か

人間、なんと怠惰で無知な生物か

 

俺はもう人間でなくたっていいんだ

ただ感覚できさえすればいい