二十七歳の地図

日記・詩・小説をつらつらと書き綴っています

9/20

いつだって孤独であることが好きだった

集団の中にいるのが窮屈で仕方がなかった

流行りの歌は耳障りで、ますます閉じこもるようになった

高層ビルが覆う空を見上げても、以前のように安らぎを感じなくなった

早足で駆けてゆく人々の行方を想像するクセがついた

人間という生物に生まれ、やることと言えば食って寝て働いて快楽に身を委ねること

生まれちまったことを嘆いてもどうしようもない

この絶望的人生になにを賭けるべきか

なにもかもが空虚で周りの連中の言うことも理解できない

世間や普通やまともとは、各々が作り上げた幻想にすぎないのだろう

そうであれば世間の目とは自分の目にほかならない

俺たちはまたもや自分で自分を縛っているんだ

なんと愚かで学びのない生き物だろうか

人間であることの身体的制約や脳のスペックの限界にうんざりするようになった

腹は減るし眠くなるしメンテナンスだけで一日の大半を使ってしまう

精神活動などやるようにできてないんだ

交尾して子孫残せば万事オッケーということなのか

それ以外の行為はすべて暇つぶしにすぎないのか

テクノロジーも文化も人間の欲望の産物だ

なにかを欲望することでしか発展できない

欲望は一方では悪しきものと考えられている

 

俺は素直に気持ちよく生きたいと思ってるだけ

それすら甘いと糾弾されるのであれば、こんな時代に生きる意味はない

未来の教科書では数行で記述される退屈な時代

月面着陸、インターネット、テロリズム

果たしてなにが未来へと受け継がれていくというのだ

 

だけど頑張って生きるしかない!

生きて生きて死ぬまで生きるしかない!